ダメ人間育成所♯

若い皆さんには馴染みがないかも知れません。

1985年組といわれる中でも飛び切りの容姿と根性を持った娘。

斉藤由貴、中山美穂、芳本美代子、浅香唯、南野陽子

佐野量子（現武豊騎手の妻）おニャン子クラブ　すごい顔ぶれが

アイドルとして活躍する中　頭角を現した彼女

目指したのは歌手　しかしおニャン子の普通な子　歌がそれほど

うまくなくてもいい、という風潮に世相は移った。

バラエティーにも女優にも転身を図らなかった彼女は　-歌-　に

拘りボーカル色の強いバンド　～　ミュージカルへと移行していった。


惜しい方を亡くしました　｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
これほど前向きで頑張り屋だったのに。確かにニュースが耳に
入るまでは　「本田美奈子」の存在なんて忘れてましたが･･･
85年---　当時私も若かった　車の免許を取りカーステレオで
彼女の「Temptation」や「1986年のマリリン」とか聞いてました。
癒し系アイドルが多かった同年にしては異端な存在。
しかし恵まれた容姿は群を抜いていた。何と言うか　猫
失礼ながらノラ猫　飼うには手に負えない気の荒いシャム猫
そんな印象があった。しかしながら歌で勝負した潔さは心地よかった
しかし世の風潮がそれを受け入れなかった。歌が下手でも
親しみやすい妹　そんな時代に逆行するように戦ったが結果は
あえない物だった。試行錯誤のうち見つけた歌を生かせる場所
それを見つけ頑張ってる道の途中でこんな事に････

彼女の死は違った意味でも　ショックだった。
私自身　死というものを　感じてしまったからだ
38歳の若さで亡くなった彼女　それは同時期を生きてきた人間として
「それはお前にもあり得た事だ」と･･･

今の世代に例えたら　今20代くらいの方が40歳くらいになって
（大変失礼だが　今有名で一線の方を挙げざる得ないので）
万一　大塚愛さんとか　浜崎あゆみさんとかがもし亡くなったら
今の心境はわかっていただけると思う。

何とも複雑な心境ですが　生きる意志と戦う意思と明日への希望と
「心」を持った人間が　志半ばで病魔に倒れたのは悲しいとともに
何ともやるせない気持ちになる。

月並みですが　天国でも歌い続けてください。心に届く歌を