ダメ人間育成所♯

前回　散々突っ込んでサクラの存在に気がついた私でしたが

ちゃんとアポも取れていたのは事実

ファーストコンタクトは　10回程伝言をやり取りした女性

とりあえず　「会える」　と言うことは貴重な体験

何しろ今後続けていくにしても　通過儀式　何は無くとも実績を（ｵｲ

残さない事には始まらないのです。

「30代で普通な感じ」　まぁ最初だからなんでもいいや　とりあえず

この世界に慣れなければ・・・・そんな心持で待ち合わせ

某バス停で目印は　紫のコート････････

今考えるとかなり冷静さを失っていた。だって紫のコートって(;´Д`)




バス停が見える位置で待機する事　10分なかなか現れない

バス停には爺さんとおばさんが2人　すっぽかされた？

と･･･諦めかけた時　おばさんバス停横の公衆電話に入ってなにやら

こちらを見ながら･･････　　


携帯鳴ってるし　((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

まだ初心者だった私は　逃げることも出来ず電話に出る

おばさん　「やっぱりその車でしたかー」

こちらが電話を取る姿まで確認できる距離　正に蛇に睨まれたカエル

電話を速攻切ると　おばさん駆け寄ってきた。
（BGM　原田知世「時をかける少女」）



JAROを呼べぇぇぇぇぇ！！！！

（心の叫び）

有無を言わさず助手席に････(;´Д`)

恐い･･･喰われる････

モ　　　　「あの～　30代････ですよね････」　（どうみても40過ぎ）

おばさん　「そう言わないとなかなか会って貰えなくてねー」

おばさん　「でも声は20代よ　（´∀｀＊）ｳﾌﾌ　」


(ノ ﾟДﾟ)ノ　＝＝＝＝　┻━━┻


とてつもなく身に危険を感じながらも　とりあえず世間話でもしないと

ますます泥沼になりそうなので････

モ　　　　「良く伝言利用するんですか？」

おばさん　「これから　どこいくの？　どこでもいいわよ」


会話しましょう


モ　　　　「僕　初めて伝言で待ち合わせしたんですよー」

おばさん　「あっ　時間は気にしなくていいからね　ｳﾌ　」



いきなり戦闘モードですか　(;´Д`)


何としても男としてのプライド以前に　人間としてのプライドは

守りたかった。

そんな感じで　皆さんのご期待には添えないのですが

「きょ　今日は僕が時間がないのでっ！」　と丁重にお断り

家の近所まで送り届けて　事なきを得た。

その後も数回電話がかかってきましたが　「時間が取れないので」と

断っているうちかかってこなくなりました。

その時思ったのは　「この道は深い！」という事だった。


※ワンポイントアドバイス

逃げ道は確保しましょう。

自分から良く見えるという事は相手からも良く見える。

危険を感じたら　即逃げましょう。